お客様は神様か

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何でもかんでもハラスメントって言えばいいわけじゃないんだけど

「カスタマーハラスメント」って言われてしまうようなヤバいお客様はたまにいる

言葉を選ばずに言ってしまえば

お客様は「疫病」神様…

表立って言いにくいキツい表現だけど、そのくらい「負」を沢山持ってくる

一人の存在に様々なリソースを奪われる

まともに相手にすると擦り減るだけで、こちらにとっていいことほぼ皆無

関わる人間はメンタルを消耗し溜まったストレスを周りにも感染させてしまいがち

全体的にギスギスした空気が流れる

……

そこで、ですよ

どう対応するのがいいのか?という話なんですが

やや極論を言うと

みんなで嫌われればいいんじゃないかと

今のわたしは思うのですよ

あ、ちなみにこれはハウスメーカーに限った話ではあるけれども

唯一お客様を選べる立場である営業マンがまずその方を受け入れてしまったことが罪ではあるんだけど今回の論点はそこではなくその先

なんせフツーじゃないから契約してからも色々とあるわけで

責任者である長が対応している分にはまだいいんだけど

責任者である長でもなく窓口である営業マンでもなく、たとえば設計とか内装とか受付とかの誰かしらで

ちゃんと(というよりまともに)相手をしてしまう人がいると彼らは益々本領を発揮し始めるのではないかと

対応する側も、優しさなのか責任感なのか謎の負けん気なのか意地なのか評価を気にしてなのかはわからないけれど

ちゃんと相手にする人をお気に入りとして支配下におき、そのメンバーの中で当たりやすそうな人間をターゲットにするなどし、どんどんつけ上がり始める

ターゲットにはモラハラを仕掛ける

お前は悪魔なのか?

相手によって態度変えるって事は天然さんではなく悪意あるだろ

気に入られている人間の陰でハラスメントを受けている人間もいることを忘れずにいてくれよな、とわたしは思ってしまうタチ

だから、責任感も負けん気もあんまり強すぎると一体誰得なんだろうかなと思うんですよ

勝ち負けで人間関係を捉える人

わたしは苦手だから友達にはなれないけど

仲間なら、仕事なら、一緒に嫌われた方がみんなにとってもいいんじゃない?ってわたしは思う

ちょっと窮屈

ほっとけ言わせとけ

ができると人間関係っていくらか楽になったりするよね

もちろんビジネスではあるから最低限大人の対応はしつつも嫌われるように仕向けて

それで向こうから願い下げされたら

ある意味こちらの勝ち、、なのかもね(勝ち負けではないけど)

嫌われるよう仕向けるって書くとなんか策略的で感じ悪いけど

サービスやアイデアは一流並みの提案を求めるくせ、安く上げさせて値引きしたがるとか、タダ同然でイイモノを貰おうとか

クレーマーほどではなくても残念ながらそういうタチ悪いお客様も一定数いるから

そういう方も含めて悪質な考えのお客様とご縁を結んでしまうのはよくないっていう判断も大事で

目には目を…っていう考えも必要なのだよね

ずる賢いとか図々しい人にはそれなりの対応をしないと、そうじゃないお客様にも失礼だしね

あら怖いわ〜いややわ〜…腹黒いわ〜…?

いやある意味人間らしくて人情味溢れる考え方だなぁとわたしは思う

とても単純明快でシンプル

腹黒さはビジネスならば多少はしょうがないとして

ある意味彼ら(ヤバいお客様)の方がとてもピュアで真っ白な分、白か黒の世界を生きていて極端で窮屈

グレーでいることの心地よさを許さない人は、どっちに転ぶにしても色んな意味で危険人物なんじゃないかと思う

「お客様は神様」のサービス精神も、誰彼構わず勘違いしたらそんな危険人物を助長する風潮になってしまうし

疫病神様に取り憑かれる確率も上がりますって

集客の難しさや有り難み、商売のシビアさを表現した言葉なんだと思うけど

真っ当な愛情や気持ちが通用すると思って健全な人間と同じように接してはダメなんだよね

健全な人に割くリソースまで奪われるから

努力の方向性を完全に見誤ってしまうとそうなる

喜んでもらおうとか、笑顔が見たいとか、納得してもらいたいとか、話せば分かるとか、頑張ってれば伝わるとか、、

嫌われて文句つけられるより好かれて感謝された方がそりゃいいに決まってるけど、好かれても厄介

彼らは好き嫌いもただ言いやすいターゲットを選別してる程度の非情なもんだから

そう、非情なんですよ彼らは

一応人間だから、たまに笑ったり優しかったりはそりゃするし、その姿を見て安心しちゃう人が絡み取られていくんだけど

人間である以上、誰でもそのくらいの感情は動きますんで

そこは自分もしっかり非情にならんとあきまへん

お客様が商売人を選んでいるのと同じく、商売人もお客様を選んでいいし

むしろ選ばなきゃダメだし

選んでいる人は質のいい商売している

良質なお客様に恵まれればさらに質をよくする事ができるし

無駄なリソースを奪われないから努力の方向性も正しく機能できるし

win-win

お客様に限らず普段の人間関係でも言えるのかもしれないけど

健全な大人ならデフォルトで対人関係に備えている「礼儀」とか「謙虚さ」とかを

つけ上がる人って「真心」と勘違いしてしまうんだろうと思う

真心を踏み躙る人にはこちらも真心をそう易々と渡さないよ

付き合う人を選ぶって一見すると非情に聞こえるけど、そうじゃないんだよな

実はその方が人に優しい健全な考え方だと思うのです

そんで自分も、疫病神様って思われるようなマナーやモラルを持ってやいないか?と

己を省みながら気をつけなあきまへんと改めて思うのです

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