大人とか、万人受けとか、優等生的な考え方をしていくほどに
角は取れてま〜るくなる
んだけど
言いたい事も言えないこんな世の中じゃ
poisonなんですよね
牙を抜かれた虎
かれこれ20年くらい前の歌なのに既にpoisonだったのかあの時代も
今も相変わらずだな
しばいたろか(自分を
TVに出ているアナウンサーとか公平性と公僕に徹する人種は仕方ないと思うけど
あんまり角が取れてしまうと、特に作品など創作系全般はつまらないモノしか出来上がらなくなる
年齢を重ねて丸くなる事の良さももちろんあるのだけど
なりたくなかった大人像に近づいてやしないか…とふと立ち止まる
ちょっと毒を持っているくらいの方が案外楽しいのかもしれないね、幾つになっても
大人も子供も正しさばかりに囚われると、つまらない世界に生きる事になる
生きていてもつまらないなんて思ってしまう世界に住み続けるくらいならいっそしぬまでずっと永遠の厨二病でいいんじゃない
大人になんてならなくていいのかもね
誤解を招くと面倒だから一応書いておくと
大人の自由は子供の自由とは全然違うし、何を言ってもやっても許される可愛い子供ではなく、周りの目からしても大人は大人であるわけで
子供っぽいデリカシーが無い言動とか人を傷つける言動は控えた方がよく
なるべくお口にチャック…っていう時はもちろんあり
自制や配慮は必要で(当たり前の事を言っているだけだけども)
受け取る側の問題はコントロールできないから無駄に誤解を生むような言動は控える世渡りスキルも必要だとは思う
ただ、それが善、それが正しい、みたいな思考に縛られて個性まで失くしてしまうのは違うのかなと
個性と牙って紙一重というか
表現の仕方やコミュニケーションに誤解などがあったり捉え方や思い込みやいろーんな要素が複雑に絡み合って
没個性を求められたり自分で我慢ばかりし続けて他人にも我慢を強要したりしてストレスが溜まり上手く発散が出来ないと
きっと他人や物事に向けて牙を剥く攻撃性になってしまうのかも
会社勤めの労働者には難しい両立だけれども、スキルはスキルで心がこもってなくても全然構わなく
心まで失わないように
スキルに人生まで乗っ取られてしまわないようにしたいよね
諦めたらそこで試合終了だよ
と言ったのは安西先生
自分の中に毒を持て
と言ったのは岡本太郎先生
魑魅魍魎行き交うこんなpoisonな世の中で
数多生息する猛毒達に侵されぬためにも
自分の中にも毒を持って(っていうか既に持ってる毒を自覚して)放つ事、
自分を生きるのを諦めない事だと
僭越ながらわたしも思う


(俳句というかただ五七五 言いたい事を言うんだこんな世の中でpoison)