「シェフは名探偵」というドラマの中で出てきた台詞
一字一句はちょっと異なるかもしれないけれども、カジュアルフレンチのお店に食べに来たフランス帰りの女性の台詞。
お店の格式によって服装のマナー、いわゆるドレスコードがあるけれど、その日は色々と特別な意味で女性は「自分のためというより主人公のシェフ達への気持ち」で少しドレスアップしてきたようなニュアンスだった。
なんか素敵だな〜、と思った。そしてちょっとハッとする。
格式高いドレスコードや社交界って普段の生活でそんなに縁がないけれど
自分や(自分達)が、他人様の目に映る景色の一部だと意識しながら過ごすという美意識は、なんだか誇り高い感じがして身が引き締まるなぁと。
自意識過剰、ナルシストとの境目は、自分しか見えていないのか、他人のことも見えているのかなのだろうか?と、ふと思う。
自分しか見えていないのもなんかスマートじゃない
でも、他人のことしか見えていないのもスマートじゃない
自分と、他人と、ちょうど良いバランスで心地よくいられる感じを目指したいなと
そんなことを感じた台詞でしたとさ。
